>>748
戯曲は「神々の黄昏」から逆順に書き
作曲は「ラインの黄金」から順番どおりにしていったらしい。

だから後になるほどライトモチーフは豊富になっているし
作曲技法も円熟してくる。
(「ジークフリート」の途中で「トリスタン」が完成する。)
なので音楽の出来と戯曲の出来とはイコールにならないんだな。
ワーグナーは「トリスタン」からは演劇的に不自然として
合唱を排除しているんだが
「黄昏」はそれ以前に戯曲を書いていたので合唱が入っている。
まぁそれが非常に効果を上げてはいるんだが。

でも繰り返しのような説明や議論の場面に
登場人物間の葛藤が出ていて
じつは聴きどころはそこなんじゃないかと思うよ。