チャイコフスキーの音楽が決して安っぽいだけの音楽だとは思わないが、
作曲家自身の感情や観念を劇的に表現・演出する点で、極めて地上的かつ人間臭い。
音楽=作曲家の人格・存在というタイプで、マーラーなどはこれに属する。

一方ドヴォルザークは人間的な感情や観念から遊離していて、旋律は親しみやすいものの
独自の浮遊感をもっている。音楽は人間よりも天上的なもの・自然を連想させやすい。
音楽と人格が乖離している。モーツァルトやブルックナーはこのタイプ。