ヴィルヘルム・ケンプ
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2009/06/24(水) 13:18:44ID:Zzi+aCyEつまらないかも知れませんが(文章綴るのは得意じゃないので)・・・
初めて実演に接したのは(上の方でも書いたように)70年4月4日。ベートーヴェン
ピアノソナタ・協奏曲全曲演奏シリーズ(61年に続いて日本で2度目)のソナタの部の
最終回(第7夜)。ケンプは他の人と違って作品番号順に弾くので、最終回はハンマクから
32番の最後の4曲という素晴らしさ(とんでもなくスゴイ!)。
この日は絶好調だったようで(その後に何度も聴いて好・不調の波、差が激しいと判明)、
冒頭のあの圧倒的和音の連打で打ちのめされました。白がねのような美しい音色で、圧倒的に
聳え立つような感じでした。天に突き上げる塔のような。第3楽章ではあの深さを実感させられました。
「これがホントのベートーヴェンなんだなぁ」とつくづく思いました。右手が交差して低音部を弾くところ、
いまも脳裏にケンプの映像が残っています。第4楽章は、ブレンデルも書いてるように、天下一品のケンプの
フーガでした。構造性を浮き彫りにして、ガリガリと刻むような男性的な演奏でした。が、序奏の即興的な軽さに
驚きました。草原をサァーっと吹き抜けていく風のような印象でした。ガッシリとした主部との対比が感じられました。
79年の最後の来日の最後の東京公演の最後がやはりこの曲でした。偶然でしょうが・・・
最初の演奏会の第1曲目だけでも長くなります。よろしければ続きはまたいつか、ということでご勘弁ください。
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