>>346のケンプを酷評する宇野氏に対して、高く評価する「諸井 誠」氏の
『ピアノ名曲名盤100』音楽友之社.80‐81ページ.を下にあげておきます。
僕も、諸井氏に同感です!

「私はケンプのシューベルトが好きである。... 幼子に戻った表ような喜びの表情。
眼の純粋な輝き。ピアノの詩人... この形容が一番ぴったりくるのはケンプである。
... ケンプは、... ドイツ正統派の流れにみをおいているのであって、ピアノを
力業と超絶技巧とで征服するタイプではない。ケンプの音楽が詩的に聴こえるのは、
音そのものの追及ではなくて、音たちの向う側にある何者かに常に思いをはせているからだろう。
そういうピアニストなら、シューベルトはもってこいだ。」