メンデルスゾーンの旋律は確かに美しいし、温かみもある。
その育ちの良さが感じられるほどでもある。
メロディーメーカーである。
しかし、退屈である。
オーケストレーションが上手でないのかもしれない。
だから長続きしない。飽きがきてしまう。
ムソルグスキーがリムスキー・コルサコフを必要としたように
誰かよい引導者が必要だったかもしれない。
それにしても、マタイ受難曲を復活させた慧眼は素晴らしい。
やっぱり、いいところがたくさんある音楽家であったと思う。