最近聴いたマイナー交響曲鑑賞記
・ガードナー:交響曲第1番(68点)
第1楽章で悲愴に似たフレーズが出てきたりと結構どこかで聴いた事のある旋律が
出てくるが典型的な概ね聴き易いブリティッシュ・シンフォニー。
・ミヨー:交響曲第2番(78点)
新古典主義的な作風で聴き易い作品で、全体の中では劇的なタッチの第3楽章と
ダイナミックな第5楽章が良い。
・ミヨー:交響曲第3番(84点)
第2,4楽章で合唱の入る全体的に壮大な作品だが、私的にはミヨー節炸裂の第4楽章よりも
荘厳で宗教色の濃い第2楽章が良い。
・ミヨー:交響曲第5番(63点)
全体的には明朗快活ではあるが、急楽章のコーダがやや呆気ない(特に第4楽章)感があり、
聴き所は寧ろレントの第2楽章と言える。
・ミヨー:交響曲第6番(85点)
全体的に叙情的な雰囲気の作風で、爽やかな第1楽章と清涼感溢れる第3楽章の緩楽章が特筆。
・諸井三郎:交響曲第2番(100点)
緊張感漂う弦楽合奏から始まる重厚なフーガ風の第1楽章を皮切りに雅楽的な管楽器吹奏から
始まり膨大な戦慄を醸し出している濃厚な第2楽章、ブルックナーを彷彿させる壮大且つ
荘厳な第3楽章と各楽章聴き所満載且つ非常に密度の濃い傑作。
・ヴィラ=ロボス:交響曲第7番(74点)
前衛的な導入部には身構えるが全体的にはストラヴィンスキー辺りを彷彿させるカラフルな
作風。私的にはしっとりと歌い上げる第2楽章が良い。
・ヴィラ=ロボス:シンフォニエッタ第1番(63点)
構築性は然程では無いが明朗快活にしてメロディアスと非常に親しみ易い作品。
古典風の第2楽章やドリーブのバレエ音楽を彷彿させる第3楽章で特に顕著。