ベルリン・フィルなんだからまずベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーが看板料理であって、
これはシェフが勝手に変えていいものではない。

その点からするとまあフルトヴェングラーまでが料理長の資格のある人間で、百歩譲ってカラヤンまで
って感じだな。カラヤンも軽薄ながら彼なりの新しいベートーヴェン像は示したが、カラヤンの真骨頂は
タコ10だとかシュトラウスとかチャイコとかの辺縁作品である時点で、彼はエスニック料亭のシェフ程度
でよかったわけだ。放送オケやロンドンのオケの監督でもしてろってことね。

アバド以降はまったくだめだな。アバドってラヴェルとかスクリャービンとかヤナーチェクでしか感じるものは
ないし。