どっちも大国の悩みだよ。
ドイツはよく民族音楽なき国といわれるが、世界標準をとったかわり本体はぼやけてしまった。
朝比奈、ショルティ、スクロヴァチェフスキ、バーンスタイン、バレンボイム。
ある時期からドイツ音楽の伝統は非ドイツ人が支えるようになり、本国も外国人だらけだ。
フランスはそれこそ「世界の文化首都」とか言って開放的に構えているうちに
気づいたらグルック、ヴェルディ、オッフェンバック、マイヤベーア、みーんな外人やんけ
とか焦り出すことになる(時代ごちゃまぜ失礼)。
イタリアにも似たようなことは言えるが、どれも大きな月の満ち欠けみたいなもんで
イギリス、日本あたりから見りゃ贅沢な悩みだ。