>>284
あれでイタオペ的なの?
時間の使い方とか登場人物の動かし方とか、
別のジャンルのアートかと思うほど違ってた。
(歌劇じゃなくて楽劇だからか)
1幕の別れ話。イタオペの「ノルマ」とかなら、話が出た途端にソプラノは
瞬間的に逆上、
「行くがよい、だが私の呪いは地の果てまでお前を追いつめるだろう!」
と逆ギレ。
ヴェーヌスも「全世界が呪われるだろう」と一応はなるんだけど、
出ました!呪ってやる攻撃!!までに小一時間たっぷりかかってる。
三幕、巡礼が失敗に終わったいきさつを語るタンホイザー、前置きが長い。
語ってきかせようヴォルフラムよ、のフレーズを三回も繰り返してる。
これから語るっていうのは見ればわかるだろうに、
と気短なイタオペファンとしては思う。
同じく三幕、ヴォルフラムが何もせずに舞台に立っている時間長杉。
イタオペの作曲家なら、あんな歌舞伎の、文楽原作の時代物みたいな真似をせずに
アンサンブルを入れるだろう。
アンサンブルは1幕幕切れの七重唱に全部まとめたのでもうやりませんとか?
…とまあ何かと違ってて凄く新鮮だった。
作曲家として置かれた条件が違うと、スタイルもこれだけ違ってくるんだと実感。
合唱は凄くよかったなー。
リカルダ・メルベートのあの声でミミが聴きたいと思った。
リンダ・ワトソンは蝶々さんとか歌わないのかな。