前奏曲第一巻中で、おそらく最も有名で引き栄え、聴き栄えのする曲
「沈める寺」に対するコルトー氏の注釈。

「この曲のリズムは厳格で不動です。一つの幻覚へと幕が開かれ、そして
再びそれが閉じられるのです。
その感じは、力強さのうちにも、漠と霞んだものでなければなりません。
もしこれを他の芸術に置き替えるなら、映画こそがその最も正確で詩的な
観念を与え得るだろう、と考えます」