レコ芸名盤という絶対権威があり、それへの懐疑、アンチテーゼとして宇野の存在意義がある。

レコ芸名盤においてはどうしても売れ線のカラヤンやショルティを持ち上げざるを得ない。レコード会社に寄生する
雑誌としてはそれは絶対である。しかしそれでは提灯雑誌丸バレになり薄っぺらさが露呈する。
そこで宇野という人物が精神性を説き、アンチテーゼを提示して厚みを補強するわけだ。
宇野のそのような活動は朝比奈などの日本独自精神性アイテムで業界の裾野を広げる役割も果たしている。