この雑誌、とっくに死んでいる。おそらく、スポンサーによるまとめ買い上げを受けて生きているのだろう。読者の購読だけじゃ、とっくに廃刊だ。
 グラモフォン・ジャパンの失敗の理由は、誌面づくりではなく、買い上げスポンサーを見つけなかったこと。
 クラシック雑誌はそもそも売れない、買い上げしてくれるスポンサーなしに成り立たない。そのこと、新潮社も分かったはずだ、だが、それを暴露したら、自分の無能がさらされるだけだからやらない。
 そもそも、レコ芸を必要としているのは読者じゃない、レコード会社だ、彼らが買い上げして、支えているのだろう(音楽の友も同じ)。
 出版界のことを知っているが、買い上げスポンサーなしで成り立つ雑誌はそもそも存在しないと言ってもいい。
 特選盤を出してもらうレコード会社、レコード・アカデミー賞をもらう会社が買い上げして成り立っている。今の出版界、そんなものだ。