どんな天才にも、模倣と独創がある。芸術家を評価するときに、通常その独創のほうに
目を向けるものだが、独創がわからないので、模倣のほうばかり目に付くのだろうか?

時々現れる彼は、「古典派など皆同じに聴こえる」ひとで、なんとかモーツァルトの
評価を貶めたい希望を持っているようなのだが、当時の評価がそんなに高くないのを
その根拠にしたいらしいのだ。(ハイドンの評価などは無視している)

しかし、当時の評価にあわせて現代の評価を修正しようなどと、実に滑稽である。
ゴッホは生前一枚も売れなかったから凡庸だなどと本気で言う者は、馬鹿にされても
しかたがないな。