>>327
キレイにハモらないように聞こえるのは、
確かにこの録音場所(Chancelade修道院)は残響がかなりキツくて、
近代和声のつくる音響空間(つまり音響学上の《遠近法》の利いた)とは、かなり異種異質な音響空間を作っていることにあると思うな。
演奏者の技術的な問題だというよりむしろ。

翻れば、我々の耳は《音響学的遠近法》の強い影響下に、いつの間にか、音楽世界を"イメージ"している。

しかし、近代的和声法が発明される遥か以前の世界で、
当時のひとびとが、我々と全く同種の音楽世界をイメージしていた、とは考えられない。
教会空間のありよう、存在意義すら、著しく異なっていたのだしね。

ナクソス盤は、オルガヌム以外の曲種が収録されているのが、うれしい