【デンマーク】カール・ニールセン【デンマーク】
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0249名無しの笛の踊り
2009/05/10(日) 13:56:01ID:+gkDFm4l最も致命的なミスは、第1楽章第1主題の独奏Vnによる提示の5小節の4拍め。
前打音でオクターヴ低いロ音からポルタメント気味に跳躍するわけだが、
この高いロ音が上がりきっていない。
この音は、第1主題の第2節を導入する大切な音。
この録音はライヴではなくスタジオ録音なわけだから、いくらでも録り直しがきくはずなのに
不発のまま放置しているということはメニューインがろくに考えもせず弾き散らかしている証拠。
これはほんの一例で、全曲いたるところに真摯に曲の構成をも考えることなく弾き飛ばしいているところは多数。
一聴すればわかるが、メニューインの弾き方は一本調子で表情の変化に乏しく譜面をとにかく音にすればいいというように聞こえる。
メニューインとしては、当時あまり演奏されなかった秘曲を発掘したつもりであったろうし、当時では意味があったかもしれない。
しかし、今現在の時点で多数の演奏を比較できる我々が感じるのは、ニールセンのVn協奏曲を演奏する態度としての
あまりの無責任さ。
この演奏は当時の記録として留まるべきであり、鑑賞の素材としては不適当(メニューイン・ファンは除く)。
そもそもこの録音年である1952年にはメニューインの衰えは決定的になっている。
元首相の吉田茂も明言している(吉田茂は英国大使として若い頃のメニューインも良く聴いていた)。
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