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新企画で「第九」奏でる──小編成やピアノ独奏・・・
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news001140.html

宇野の公演は出演者の人数だけではなく、配置や登場の仕方も従来の形式とは違う。
まず合唱団と独唱者(ソリスト)の配置。合唱団は通常、舞台後方に整然と並ぶが、オーケストラを挟む形で左右に半分ずつ分かれる。
また合唱団は最初からか第3楽章開始前に入場するケースが多いが、第4楽章開始前に入場する。
4人のソリストも、オーケストラの前後に並ぶのが一般的だが、舞台上段にあるパイプオルガン前に陣取る。

 それらの意図を宇野はこう解説する。
「通常の第九は合唱団の声が響き過ぎる。左右に分かれれば声が空中で融合してから観客に届く。
また第4楽章には第3楽章までを否定する意味があり、第4楽章開始前に合唱団が入場すれば、新しい音楽が始まる雰囲気が出る。
舞台上段のソリストには、新しい音楽を民衆の先頭に立って導く意味を込めた」。
強弱やテンポも一部変更するそうで、祝祭性より音楽性を優先した第九演奏会になりそうだ。