サンサーンス

上で話題になった7重奏曲を聴いてみてそれなりに楽しめたが、同じディスクに収められた
ピアノ三重奏曲(作品18、ヘ長調)のほうが僕の心をとらえた。第1楽章の冒頭からワクワク
する主題。濃厚なロマンティシズム。第2楽章の怪奇主題は死の舞踏やエジプト風を予見させる。
第3〜4楽章は軽快で歯切れいい。意外に名曲だけどステレオタイプなサンサーンス嫌いの人は
安易すぎるとか言ってバカにするだろうか。大天才であることは間違いないだけにロンド・
カプリチオーソやハバネラ、Vn協奏曲、P協奏曲などの代表作以外も見直されていいと思われる。