【完璧】クリスティアン・ツィメルマン 7【主義】
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0695名無しの笛の踊り
2008/02/15(金) 18:27:37ID:Z2uCOjWH> 何種類の版を見比べたのですか?
4種類です。エキエル、パデレフスキ、ペーターズ、ヘンレ。
その他ショパンのピアニスム、弟子から見たショパン等
の文献も読みました。
piu mossoの部分に関しては、確かにご指摘の通りに解釈しております。
相対的には当然主部よりも速く聞こえるように奏されるべきでしょう。
ただ私は、この曲は一貫してカンタービレに奏されるべきだと
思っています。この曲は舟歌、歌なのです。
piu mosso部も御多分に洩れず、ベルカントの歌を聴かせるべきだと思います。
フレージングを見てみると、この部分はスラーが細かく区切って
指示されてあります。しっかり息継ぎをしてそれぞれのフレーズを
大事に歌って欲しいというショパンの意が感じ取れます。
また、この部分は中間部に出てきた同一の旋律(これもpiu mossoです)の
再現であり、対比です。中間部のときよりも遙かに和声が豊かに
なっています。より変化に富んだ豊かなフレージングが必要でしょう。
これらを考えると、右手は自ずと多少のルバートがかかってくると思います。
ffですが、これは表現の強調という意が強いと思います。
歌なのですから、まずそれを意識した上でのffでなければいけません。
ツィマーマンの演奏を聴いてみると、このpiu mosso部は
単純にpiu mossoしてffにしただけの、どうも機械的な演奏に聞こえてなりません。
一部を除いて楽譜通りではありますが、表面的な譜読みしかして無いのでは?
また、クレシェンド等の具体的なデュナーミクの指示は厳格に再現していますが、
スラーや各フレーズの音型までよく見た思慮深さは感じられません。
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