>>602

いつ聴いてもいいなあ、パヴァ様の本領はやっぱりプレ・ヴェルディ・ベルカントだ。
古きよき様式美と、テクニックのスマートさが合い並び立つことの妙。
音楽の友最新号でも、パヴァ様の歌唱の妙を
オペラの歴史に残る大きな金字塔としてはっきりと書いていた。

60−70年代のイタリア・オペラの””黄金時代の名歌手”として、
ヴェルディのオペラに多く求められるスピント&ドランマティコに属する歌手が
オペラ界のトップに君臨していたなかで、
(典型はデル・モナコ、コレッリ、ディ・ステーファノ、ベルゴンツィ)
”先輩たち”よりは優美で細めのリリコでいながら強靭さも併せ持ち、
叫ばず、力まず、美しいながらも力強いハイCの愉悦を
聴衆に供することで唯一無二の存在感を得たことを
しっかり綴っていた。うれしい限り。