いい意味で中庸で健全なピアニストだと思う。
どっち着かずとか妥協的とか面白味が無いという意味でなく。
リリカルさから激烈さまでいろんなひき出しを持っていて、曲に応じてこれらの要素を使いこなす。
この人の最終的或いは基本的なセンスは、善性でまっとうで
そこがいい所だと思うし、様々な要素を持ち併せた上でのそれだから微温的とか優等生的というのとは違う。
でも病的なのがいいとか求道的なのがいいとかやたらシリアスなのがいいとか
一種文学趣味の人には物足りない演奏かもね。
またこういう特質は、ロマン派的の自我重視、個性の主張といった面にはそぐわないから
>>16のような意見も理解できる。
ロマン派の曲でいい演奏をすることはあっても、それを極めたような演奏にならないというか。
やはり本領はバッハ、ヘンデル、モーツァルト、過渡期のベトにある気がする。特にモツが良い。
自分はこの人のシューマンは好きだし、過渡期のベト協も気に入っている。
ショパンはペライアの演奏もフランソワのような演奏も好きといった所。

>>18
そうなんだ。カーゾンもかなり好きなピアニストだ。