園田高弘と諸井誠のロマン派ピアノ曲に関する往復書簡という書物の中で、
園田氏がブラームスのピアニストとしての腕前を推測しているのだけど、
伝記や残された作品から考えて、やはりショパン、リストクラスの超一流
ピアニストとは比較にならないレベルであったのではないか、という
主旨のことを書いている。
何より彼はピアニストとしてはほとんど自作の演奏家としてのみ登場して
いたわけで、ピアニストとしての自覚はなかっただろうし、自分の腕を
磨くことにも関心は無かったでしょう。