モーツァルトのオペラ KV5
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0653651
2008/12/18(木) 02:04:57ID:NywNNKH+発想自体はユニークだったんです。
オケ部分は、マリンバ合奏と、アカペラの合唱。
タミーノの笛はトランペット。パパゲーノの鈴は、手で持って撥で打つ鐘。
アリアにソウルフルなバックコーラスを加えるなど、感動的な(本来なら)アレンジもありました。
作品に埋め込まれた「フリーメーソン」思想も、舞台(衣裳)がアフリカに移されていることによって、
より鮮明に浮き立っていたのには、なるほどと感心しました
従来のヨーロッパ人による演出では、その点がいつも曖昧にされて、
結果、ザラストロと夜の女王の関係もよく見えなかったのが、です。
アフリカ系の演者の発声の解放感、身体の線の健康的で滑らかなラインはうらやましいほどで、
そのおかげで彼らが埋める舞台全体の印象は、賑やかで活発な音に反して、むしろ純粋で自然体で澄明でしたよ。
2008年度イギリスで栄えあるローレンス・オリヴィエ賞を受賞したという触れ込みですが、
ただいかんせん、もしかして2軍か?と思わせるパフォーマンスでした。
日本についたばかりで緊張もあったのかなあ。。。
でもベストメンバーだったら、きっと、かなり鮮烈な舞台になったはずだろうことは
容易に想像できました。
上に書いた通り、演出=解釈面では、
モーツァルト/シカネーダーの作品世界を再検証するのにいいヒントを
多数提供してくれる舞台ではありました。
ただ料金設定は高すぎ。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています