現在、すべての国立大学に対して、以前提出済みの中期目標・中期計画の
「中途自己点検」作業が、文部科学省からの要請(=命令)で進行中。
もちろん、東京藝術大学も例外ではない。

中期目標・中期計画作成の時に文部科学省が(当時の小泉政権の意を受けて)
一番強調したのが、「数値目標を書き込め!」ということ。
「〜をもって社会に貢献する。」といった抽象的な内容は不可とされた。
したがって、東京藝術大学も、かなり具体的な数値目標を書いて出している
ことは間違いない。
おそらく、「専任教員による一般の人々が安価で楽しめるようなリサイタルを
年に○回以上開催する。」とか記載していることは絶対間違いない。

その中に、藝大の水準をアピールするために、「国内外のコンクールで
年に○○人以上入賞させる。」とかも書いている可能性が非常に高い。

中期目標・中期計画が未達の場合は、即、運営費交付金大幅カットという
国立大学にとっては地獄、修羅場の道が待っている。
「中期目標・中期計画は必達。」これが今すべての国立大学の合言葉となっている。
未達の恐怖を避けるために、どんなにショボい国内コンクールであっても、
とにかく一人でも多く在校生を入賞させる必要に迫られているものと推察される。