ベームのモーツァルト、テンポが遅いと言うイメージが(もっぱら悪い意味で)
定着しているようだけど、それはその後の古楽器系演奏や、当時でもたとえば
ボスコフスキー=VMEあたりのセレナーデの演奏などに比べてそういうイメージが
強くなっただけだと思うよ。BPOとの交響曲全集なんか今改めて聴きなおしてみると、
確かに遅いと感じられるのは初期のいくつかの作品や29番くらいで、30番台以降の作品は
意外なほど速く感じる。リンツなんか、速すぎて物足りなく思ったくらいだ。