54年のバイロイトの第九を、M&Aと協会の
聴き比べをしてみた。

M&Aは、2Hとかの鉛筆で書いた感じで、
なんか、薄い。低音、中音域が薄い。

協会のは音が太い。2Bって感じか?
元のテープは一緒だと思う。
で、M&Aでは加えてあったリバーブが
とっぱらってる感じ。
ところが、お化粧が取れたら、M&Aでも
気になったワウが余計に気になった。

すごいんだよね、ワウが。丸くない軸に
テープを巻き取りながら録音したんかい?
と突っ込みたくなるほどの回転ムラ。
周期とかを計算して、コンピュータで
一発解決できないものかね?
彦六師匠のビブラートみたいに、ブルブル揺れる。

M&Aと同じく、第4楽章の冒頭は、交通事故
みたいに、ドガーン、グシャと音が団子になって、
なし崩し的に始まっても隠しきれないほど、音の
欠落があるんじゃないか?
歌手の独唱の音量の突出は、少しはマシになった感じ。

他の盤の、プチプチノイズとか、スースーノイズ、
弦と管のバランスの悪さは修行で克服しつつあるが、
彦六ビブラートにゃ脱力してしまい、付き合うのが困難だ。