また51年バイロイトネタで恐縮だが、ショルティの自伝にある以下の行はここでは常識なのですか。

「フルトヴェングラーが一九五一年にバイロイト音楽祭再開の初日に指揮した第9番のレコードを
聞くと、私には遅すぎるように思える。彼の未亡人の話では、その演奏会の翌朝、彼を車に乗せて
帰る途中でフルトヴェングラーは車を止めて欲しいと彼女に頼んだ。前夜の『ひどい演奏』を頭から
消し去るために新鮮な空気が吸いたいからと。」(邦訳278ページ、(この文章は第9の第一楽章に
ついて論じた段落にあるので、「遅すぎる」というのは第一楽章のこと。)

ショルティ自身の見解はともかくも、エリーザベト夫人はこのような逸話を別の所でも語った
ことがあるのだろうか。