現代音楽の作曲家として活躍し、映画音楽でも知られた松村禎三(まつむら・ていぞう)さんが6日、肺炎のため死去した。

 78歳。告別式は近親者のみで行い、後日お別れの会を開く。喪主は長男、祐介氏。連絡先は東京都新宿区愛住町23ベルックス新宿ビル2、東京コンサーツ。

 京都市出身。旧制三高を卒業後、作曲を池内友次郎、伊福部昭らに師事。1955年に日本音楽コンクール第1位となり、本格的な創作活動へ入った。原始的な力強さと
フランス風の洗練された響きを共存させた作風を発展させ、自らのスタイルを確立。代表作に遠藤周作の小説を基にしたオペラ「沈黙」、二つのピアノ協奏曲や「管弦楽の
ための協奏曲」がある。