>>107

「カッコよすぎるカラヤン」のことを、
スタイリッシュさ優先の外面的な音楽、ととらえる人は宇野に限らず大勢いた。
カラヤンがスポーツカーや自家用ジェット機に乗ることを、
その音楽を象徴するものとして揶揄しているだけでしょう。

カラヤンの音楽を「資生堂のポスター」に例えてみせたのは巧かった。

その時代一番売れっ子のカメラマンが、最高の機材で、旬のモデルを撮影しても、
美術館に飾られることはない。あくまでも商業写真だからだ。
カラヤンが世界最高といえるベルリンフィル・ウィーンフィルを使って、
ベートーヴェンやブラームスを振ったCDを聴いても、なぜ胸に響いてこないのか、
これぐらい分かり易い例えは無いと思ったけどね、アッシは。