つまり、ヴァイオリンの「ツボ」には2種類があり、一つは佐々木氏の言う「一本の弦の各所にできる振動の節」の箇所で、
もう一つは良く知られている「開放弦の共鳴」が起こる箇所です。

前者は純正律であり、後者はピタゴラス音律です。

開放弦に対し4度・5度関係のときは両者は一致しますが(平均律でもほとんど区別が付かないほど一致)、
3度・6度関係のときは両者はかなり異なり、前者のツボは和音、後者のツボは旋律に使われるという訳です。