>>615
歌やピアノなど一般音楽の世界と一緒のレベルの話ではないぞ。
もっと低レベルって言うか、クラギにとっては深刻な問題だぞ。
歌やピアノなどは音楽的な表現や感性、つまり芸術的見地からルバートしてるけど、
クラギは技術的な問題から一流のプロでもテンポ通りに弾けない部分はルバートしてしまっていると言う話。

中高生の例は音楽的に未熟な例としてあげてると思うけど、クラギではその未熟なレベルにプロでさえ
到達するのが難しいって言うことなのよ。

一般的に音楽の基本は、まず(機械的に)テンポ通りに弾けるのはあたりまえで、その上で音楽的な表現や
芸術的な見地からルバートをかけるなりテンポを崩していく。
しかしクラギの場合はこのテンポ通りに弾くって言う当たり前の前提条件が出来ないってこと。
一見出来てるように見えても、良く聴くと音が切れてしまったりどこかに妥協が見え隠れする。

こんなにテンポ通りに弾くのが難しい楽器は他に無いんじゃ無いと思う。
音楽の基本を知っている人がギターを弾けば弾くほどその難しさが身にしみてくる。ギターとはそんな楽器だ。
それを必死の練習である程度克服したとしても、音量が小さいので一般クラシックの世界では
ほとんど相手にされないと言う悲しい現実も目の前にある。

念のため言っておくが、この問題は2重奏などメロディと伴奏を別々に弾けばほとんど問題ない。
メロディと伴奏を同時に行う独奏楽器とした場合のギターの問題点だ。

これはピアニストやヴァイオリニストなどにはなかなか理解してもらえない、ギター特有の難しさだと思う。
でも、そんな欠点の多いクラギを愛好してはや30年。ギターの魅力から抜けられない俺がいる。