>>613
セゴビアの時代は、ああいうのが普通だったわけで、腐心とは言えないと思われ。
たしかにセゴビアは、前時代を引きずりすぎた感もあるが、タレガの演奏をYOUTUBEで閲覧することは
不可能なので、セゴビアの動画を通じて、さらに前の歴史を探ることが出来る。
貴重な歴史的資料。

バルエコ、ニコラetcは妥協が少ないと言うが、バルエコやピエッリですら難所の前で聴き取れないくらいの
ルバートをとても上手に用いているのも事実。
大事なのは、そういう事に対する問題意識、程度、時代に対する感覚だと思う。
それは各人のセンスに委ねられる問題であって、個人差あり。

そういう事に対する問題意識のカケラもなく、「セゴビアはいつ何時でも正しい」と信じ続けて、
セゴビアを手本にして演奏をすることが真理だと貫くのも、その人のセンスの問題。
それを聴いて、素晴らしいと思うか、痛くて聴いてられないと思うかも、人それぞれ。

私個人としては、セゴビアという人は恐ろしくギターのうまい男だと思う。
音楽家として必要な才能や個性に溢れた魅力的な人物だとも思う。
ただ演奏に関しては、素晴らしいと感じるものもあれば、現代において聴くと、相当違和感があるものもある。