バレンボイム聞いてきました。新響との比較を仰せつかりましたが、
全く違うアプローチで大変面白く聞けました。まずとにかく速かった。
19時10分頃始まって20時25分頃には拍手喝采でしたから、確実に75分切り
でしょう。オケの名技を際立たせるように特定のパートや楽器を強調して、
息をつかせぬ聞き処の連続。春の祭典を思わせる迫力でした。第四楽章まで
もが先を急くように前のめり気味だったのには閉口した方もいたでしょう。
弦も管もよく鳴り、この曲としては異例なほど団員が楽しげに弾いていたのが
印象的でした。オペラの息抜きと言う悪口もありますが、そのリラックスが
良い方に作用したのなら、うれしい誤算。高関新響が長い練習で緻密に練り
上げた面白さなら、バレンボイムはオケの個人技を勢いに任せて一筆で走り
抜ける面白さ。どちらも新しいマーラー像を提示しているのは共通なのかな、
と思いました。ちら裏長文大変すまそ。