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>>だから、フォーレではなくフォレだと、なんど言えばわかってくれるのかしら?
確かに、「森」に当たる foret なら絶対に「フォーレ」ではなく「フォレ」で、
だから「ラフォーレ」が la foret (森ビルつながり)のことだとはフランス人には
絶対通じない(もちろん r の発音は別としての話)のだが、Faure の場合だと、原音は
「フォレ」よりも「フォーレ」の方に近い(実際はその中間くらいで微妙なのだが、
少なくとも foret の o よりは絶対に長い)。

全く同じ発音なのに奇妙に感じられるかも知れないが、これはやはり、たとえ同じ
発音とはいえ、綴りが o か au かの違いが反映されているのだ。
実際、手元の「プチ・ロワイヤル仏和辞典」を見てみたところ、faune、fausse(faux の
女性形)、faute など、綴りが au の単語は発音を長音で表記している。

したがって、Faure のカタカナ表記は「フォレ」よりも「フォーレ」の方がよい。
上にも書いたとおり、カタカナをそのまま読んだ「フォー」ほどは長くはない
のだが、少なくとも、「フォレ」よりは「フォーレ」の方がより実際の原音に近い
ことは間違いない。

なおフランス語の表記では都合上アクサン記号はすべて省略してある。