日本の音楽ジャーナリズムは1ヵ月以上前に終わった演奏会とか、もう売り時をすぎたCDの評論を
得々と書いてそれで金をもらってるが、いったいそんなものが何の役に立つのだろうか。
演奏家とのコネを利用してもっと取材するとか、単なる演奏評でも初日を聞いてすぐに書いて
翌朝の新聞に載せ、2日目以降に行くかどうか迷ってる人の判断材料になるとか、そういう
ものでなければならないだろう。

吉田秀和のやったことといえば結局は名曲案内、名盤案内の域を出ないが、そんなものは
向こうなら無名のジャンクライターがアルバイトで書いてペーパーバックで出ているものでも
もっと質の高いのはいくらでもある。