>>343 まあ確かにその次のページには、
− 遠慮のないところ、私自身は、今後チャイコフスキーを
一生きかなくとも、あんまり困ることもないだろうと思って
いるけれど、

としているのですが、そのすぐあとには、

−彼がグリークとかリムスキー=コルサコフとかの民族主義
的ロマン派の水準をぬいた芸術家であることは、心得ている。
それに同じように管弦楽法の大家だといっても、チャイコフ
スキーのは、単に色彩としてだけではなく、機能的にみて、
はるかに充実した書法があり、弦と木管、金管との間の和音
や旋律の配分の仕方には、独創性がある。

と続いており、下げてるように見えて実は当時から非常に気
になっていたのではないかとも思われます。