チャイコフスキーについては、『LP300選』(新潮文庫)
には、

−しかしチャイコフスキーとなると、私は好きでなくとも、
敬意を払う。彼には、表現すべき内容があったし、それを
過不足なく表わすすぐれた技術的手腕とのバランスも、き
っちりとれていた。彼の曲は、入門にもよかろうが、その
あとだって、優にきくにたえる。

とあるから、変節というほどのこともないのでは。