>>267 そうでしょうか?
ぼくはヨーロッパに行ったこともなければ評論を原語で読んだこ
ともないので偏った知識しかありませんが、前に吉田さんのクナ
ッパーツブッシュについての評のなかから引用した(>>191)部
分に、1954年に訪欧中の吉田さんに、クナッパーツブッシュの
ブルックナーをきくように勧めたのは、グラインドボーン音楽祭
で出会ったポーランド生まれアルト歌手だったことが出てきます。
(ちなみにこのエピソードの初出と思われる『音楽紀行』
 (中公文庫)によれば、このひとはマダム・ザレスカという
 歌手だったようです。

ぼくの持っている、フランツ・ブラウンという音楽評論家の書い
た『クナッパーツブッシュの想い出』(野口剛夫編訳、芸術現代
社、訳本は平成11年刊)という本にも、
「ブルックナー演奏者としてのクナッパーツブッシュ」
という1章があって、その演奏の特徴が9ページにわたって綴ら
れています。

欧米にもクナの演奏するブルックナーの「信者」はいる(いた)
のではないですか?