ヒトラーにとって反ユダヤ主義とは政治的な問題であって、感情的な問題
ではないんだよ。以下に第一次大戦後にユダヤ人にドイツ人が反感を持った
理由をまとめておく。

(1)東方ユダヤ人問題
第一次大戦前から教養の低いユダヤ人がロシア方面からドイツに流入して
来て、ドイツは比較的厚遇したが、ドイツ人と融合しなかった。

(2)第一次大戦後のユダヤ人金融業者によるドイツ人資産の買い叩き
ユダヤ人はもともと金融業者が多かったため、第一次大戦後の大インフレ
でユダヤ人金融業者がドイツ人の足元を見て資産の買い叩きを行った。

(3)ユダヤ人に共産主義者が多かった
ソ連成立初期にソ連の閣僚にユダヤ人が多数いたように、当時ヨーロッパ
で吹き荒れた共産主義の活動家にユダヤ人の比率が高かった。

(4)ヒトラー政権成立直後のユダヤ・ボイコットの遺恨
(1)-(3)を背景として反ユダヤ的なヒトラー政権が合法的に成立したが、
これに対して世界のユダヤ経済人がドイツ製品のボイコットを行い、ドイツ
経済が大きな打撃を受けた。これによって特に反ユダヤでないドイツ人までが
反ユダヤ感情を抱くようになった。

また、事実かどうか確認できないがドイツに対して莫大な戦時賠償を要求し
たのは連合国に戦費を貸したロスチャイルドなどユダヤ人金融業者だという
説がある。確かに イギリスは戦費を借りたロスチャイルドのためにバルフォア
宣言まで出しているので、絶対ありえないことではない。