俺は全然ホロコースト否定論者ではないが、「水晶の夜」事件も反ナチ意識の行き過ぎで
かなり誤解されている。以下の説明がかなりいい。

ttp://ybbs.admin-man.net/3000/2001/00007119.htm

1938年11月7日、17歳のユダヤ人少年ヘルシェル・グリュンシュパンがパリの
ドイツ大使館三等書記官エルンスト・フォム・ラートを射殺する事件がありました。少年
の両親が、事件のしばらく前にドイツからポーランドに送られ、ポーランド政府に入国を
拒否され、行き場を失い、息子に手紙を書いていたのに怒って、実力行使に出たというも
のですが、この事件に対する反ユダヤ暴動が11月9日の夜から10日にかけドイツ全土で
発生し、74人のユダヤ人が死亡・重傷、約2万人が逮捕、815の商店と171の家屋
が破壊され、191のシナゴーグが放火、被害総額は2500万マルクで、うち500万
マルクがガラス代でした。多くの商店などのガラスが破砕され、そのガラスのカケラを水
晶に例え、この事件を「水晶の夜=クリスタルナハト」と呼ぶようになりました。

9日のナチ党指導者会議で、ゲッベルスは、この事件に関し、「自発的な」反ユダヤ暴動
は鎮圧してはならないと示唆し、また全警察署には、暴動への緊急対応方針して、シナゴ
ーグは炎上させても、周囲の建物を損なってはならぬこと、なるべく多くのユダヤ人を逮
捕すること、警察は「示威行動」に一切干渉せぬこと、といった指示が伝えられました。

後のアウシュヴィッツ等のホロコーストへの、序曲といえる事件ですが、ナチス党の扇動が
あるとは言え、一般の市民がユダヤ人弾圧に進んで加担するという事に、やりきれない思い
を感じます。