ためしてガッテンで絵画を楽しもうみたいなのやってて、その中で絵にまったく興味なしの一般人が出ていたが驚いた。
モネの絵を見て「なんだかなあ。なにがいいのかわかりませんねえ、なにこれ?目が悪い人が描いたみたい。きたない。」
と言っていた。どう感じようが勝手だが、モネの絵が感覚を強調した印象として抽出しそれを直接見る人に訴えかける壮絶な美しさに、初めて見た時に感動して動けなくなった俺としてはその人の感覚はまさにアンビリバボーだった。
で、シノスケが司会にどうすれば絵を楽しめるかのアドバイス。
「美術館へ行ったらすべてを見ようとせず気にいったものだけ見よう!」
そんなのあたりまえだろと。
「自分が買うと思いこんで見ると少しは興味が出ます!」
なんかもうこうなると、純粋な作品鑑賞なんかできないだろと思った。
そこまでしてしか絵を見られないのなら楽しめるわけがないのになぜそうまでして触れようとするのか?そんなことをしても絶対に芸術の素晴らしさなどわかるはずがないじゃないかとテレビにつっこみたかった。

ようは、音楽にしても同じでみんながクラシック音楽を聴くなどありえないしそれが良いことだとは決して言い切れないってことだ。
実際「のだめだから」となにか他の媒体に結びつけないと興味が出ない状態で作品鑑賞してもあまり意味がないと思う。
そこから抜け出して作品そのもののすごさを見出だせればいいのだが、そういう人は少数派だろう。
芸術に無理解なかじり屋が増えることはむしろ芸術の衰退をまねくと、ガッテンの絵画特集を見て思った。
反対意見もあるだろうしこの意見が絶対正しいとは思っていないが芸術的感性がまったく存在しない人を見るとそうとしか言いようがない。