自己レスだが
> すでにバルエコの音楽は過去のものになりつつある。
というのは、あまりにもギター色を排除するとその音楽を
ギターで弾く意味を失ってしまう。
バルエコがデビューしたとき、まるでピアノで弾いているような
グラナドスやアルベニスに驚嘆したが、よく考えるとその音楽なら
ピアノで弾いたほうがより効果的ではなかったかと思う。
音楽としての普遍性を追求するとギターで演奏する意味がなくなってしまい、
ギターという楽器の魅力を追求すると音楽の普遍性が無くなるというアンビバレント
な関係がある。(もっともすべての楽器の宿命かもしれないが)
現代は若干ギター色に戻りつつあるのではなかろうか。
山下はそういった意味で新しいロマンティシズムを感じるし、
ジョンは普遍性とギタリスティックなバランスがすばらしいと思う。
個人的にはジョンが好きだが、それぞれの演奏家に個性的な魅力を感じる。
複数の女性にそれぞれの魅力を感じるように。