ここでの福進の評価があまり高くないのが以外。
自分ではジョンとブリームのいいとこ取りのような奏者
というイメージなんだけどね。
パリコンで弾いたロドリーゴとバッハはそれは神がかり的な名演だった。
これはクラギ奏者にも音楽を語れる本格的な名手が現れたと思ったよ。
以後その期待が裏切られることは殆どなかった。
音楽が漲り歌があふれ出てくるかのような豊かさが彼の奏でるギターには
ある。仮にギターを廃業しても指揮者として音楽性だけでかなりの評価を
受けるのでは。ある種の軽率さがあるからそれが音楽を深めることの
障害になってるかもだけど。
その点山下やバルエコなんかはギターという装置がなければ
未熟でやせた音楽がバレバレになると思う。アシュケも指揮を
したらピアノ演奏でカモフラージュしてた感性の貧しさが
バレたという感じだし、演奏家には楽器によって音楽が上げ底されてるのが
相当いると言うのが率直な感想。