(続き)
セゴビアは、改めて言うことも無い程語りつくされていると思うが、あの時代の演奏家としては驚異的な
テクニックを持っている。現代の名手と直接比較しても見劣りしないのは、音色の魅力と合わせもはや神業。
音楽表現に時代性から来る古臭さは有るものの、それはそれで一時代を築いた表現芸術だと言える。
技術的に困難な部分をルバートをかけるなりして、上手に音楽的に処理されて不自然さを感じさせない
テクニックも見逃せない。(が、私は余り好きじゃない。どうしても不自然に感じてしまう時がある)

その他ではタマヨに注目している。
この人の演奏には華がある。音色も多彩で力強くかつきれいな音も魅力だが、何と言ってもテクニックの
切れが素晴らしい。是非ジュリアーニ特集のアルバムを聴いて欲しい。タマヨの魅力が満喫できると思う。
まだ34歳、今後の活躍に期待すると共に、日本でももっとメジャーになって欲しいと思わせる演奏家だね。