現ギてんこもり3弾のCD、色々な人の演奏がまとめて聞けるので面白いね。

何と言っても今回のCDの注目は若干14歳の大器、藤元君の大序曲だよね。
このCDのために録ったものだろうし、他では聞けない演奏なので貴重だね。
(俺なんかこの演奏を聞く為だけにこの本を買ったようなものだから)
スピードもあるが山下程突っ走ってないのは、ある意味大人の演奏と言える。
反面、若さのほとばしりみたいなものは足りないかな?とも感じる。
弾こうと思えばもっと速く弾けるのだろうが、闇雲に速く弾かないのは一定の見識を示したと思う。
テクの切れは気持ちいいほどのものを持っていると思う。
良く聞くとスタッカートを入たり、音色を変えたり、テンポを揺らしたりと色々なことをやっている。意外と表現力はあるんじゃないかな。
ただ、全体の印象として>>369で書かれているように音が細いので、艶というかタップリ感が乏しく、音が貧相に感じてしまう。
実際に線が細いのか、録音の問題なのかは分からないが、音自体に余り魅力が無いのは残念だ。
基本的な技巧はしっかりした物を持ってると思うんで、今後の成長に期待だね。

でもこのCD、既発売のCDからの使いまわしが多いようだね。このCDの為に新規で録ったものは少ないんじゃないかな?
渡辺範彦のバッハは1971年のライブCDからの使いまわしだと思うし。
その他、稲垣なども既発売のCDソングスからの抜粋らしいのでコメントは省略。
それらのCDを持ってる人にとっては、不要なんだよね。
そういう使い回しが多いので、それがバレないように音源の情報をあえて書かなかったのかもね。

あと、今回のてんこもり3弾、曲目が余り面白くないって言う感じがする。
何でかなあ、と考えて思いついたのは、現ギ社で持っている音源を優先した結果じゃないかな。

それから、CDの代わりにDVDを添付する提案の件は是非実現して欲しいと思う。
模範演奏を載せるのが難しいなら、演奏解説をDVDで実演で示すもの面白いと思う。
紙面で見るより実際に映像で確認できれば理解も深まるし、非常に参考になると思うので、是非検討して欲しいね。