同じ実演に接した時でも、聴き手によって印象は違うからね。
インバルと都響の共演や新体制にちょっとでも疑問を呈すると「お前は実演聴いていないな」
と言う人がいるが、実演を聴いた上で疑問を呈している人は沢山いるんだよ。

俺もインバルが都響に初客演した時から何度も聴いているし、他の指揮者との
演奏もいろいろ聴いているよ。インバルはやはりフランクフルト放送響との演奏の
方がずっと良かったし、ベルティーニはケルン放送響との演奏の方がずっと良かった。
都響との演奏は、インバル本人がどう思っているかはさておき、フランクフルトとの
水準には達していない。
将来、ベルティーニ時代とインバル時代の都響は二流のフランクフルト、ケルンの
ようだと評される可能性があると思うよ。

都響が頑張っているのは良く分かる。いいオーケストラだと思う。
でも、残念ながらフランクフルトやケルンの水準には達していないと思う。
ベルティーニが来てもケルンの水準には達しなかった訳だから、インバルが
来てもそれほど過大な期待は禁物だと思う。
12月の両者の共演を含めて、都響を聞き続けようとは思うが、客演指揮者陣に
注目していくことになるかもしれない。