今日の都響のトロンボーンは素晴らしかった。というか、4月のマーラー5番のときのように
どこのパートも他のパートが通常より遥かに頑張っている(きちんと準備している)のを聞いて
意気に感じて、それを引き継いでさらに名演を繰り広げるというような連携と調和が素晴らしかった。

タンホイザー序曲は誰が演奏しても・・・それは違う。ほんとうにちょっとしたことだけど
アンサンブルがきちんと透明感とドイツ的な深い音色うねりを保ちながら演奏できる例は
実演では少ないよ。過去本当に満足したのは、シノーポリがドレスデンをつれて
来日する予定が亡くなって、コンロンが指揮したときくらい。
都響の木管の精神的な絆はすごい、あそこまで明瞭にごまかしなく、巡礼の祈りのうたを
紡いでいくのだもの。それにホルンが今日は頑張ってた。有馬さんなのに・・・
トランペットは高橋さんがサイトウキネンに出てるのでいなかったけど、タンホイザーは
良かった(マーラーは 完璧じゃなかった)

僕は、ワーグナーファンだから、タンホイザーは結構見てる。バイロイトでもシノーポリ
とティーレマンで体験した。(こんなことを書くといやみかもしれないが、インターネット
はどんな背景の人間が書いているか見えないから敢えて書くよ)

その僕が、この演奏はとっても素敵だと思ったんだよ。全曲聞きたいって。
そんな演奏が梅田さんのような、あんまり人が呼べない指揮者でちゃんとできる
今の都響ってすごいじゃないか。