>>115 
間違いなくヘンデルの最上の作品だと思うし、受難曲史上の傑作だと思う。
バッハがことのほか好きだった作品で、特にヨハネ受難曲には露骨なほど構想上の影響が出てる。
転用で言うと、むしろこの作品から後の、初期の英語オラトリオとかに大量に引用されているので、
ヘンデルのネタストックのような作品ではある。
実際聴いてみると分かるが、アリアが本当にすばらしい。
美メロの宝庫だし、よくネタ切れしないなと思うぐらい多様、多彩で、それぞれ想像力に満ち溢れている。
久々の母国語の仕事が楽しくてしょうがなかったんだろう。
同時に生涯尊敬していたテレマン、ハンブルク時代の親友-喧嘩仲間?-のマッテゾン等も同じテキストに曲をつけて一斉に初演する企画だったので、張り切って作ったんだろう。
マッテゾンが”凄まじく厚くて、びっしり書き込まれたスコアを送ってよこした。”と報告している。
......演奏頻度の障害になっているのは、テキストが今見ると酷いというのが大きいんじゃないかと思う。