文化侵略とまではいわないし敵意もないだろう。でも小澤の音楽監督就任に破廉恥なものを感じているヨーロッパのオペラゴアは多いと思うよ。

説明が難しいんだけど、海外のレセプションとかで日本人、ドイツ人のオペラゴアが混ざって音楽祭とかの話をしたりする機会があった。
そのときに駐在の人の奥さん(日本人)が「この前、ウィーンで小澤のフィガロを聴いてきました。素晴らしい音楽でした」と話はじめるだけで場の空気が一瞬白けるんだ。
悪意ではないよ、みんななんか恥ずかしいんだよ。できればその話はしたくない、という感じかな。
だから俺は日本の週間誌の「オペラ界の頂点に君臨する世界のオザワ」みたいな提灯記事を読むと、ある意味まちがってないのになんか侮辱された気になってしまう、小澤自身はなにも悪くないんだが。