小澤がある時期からオペラを主にやりたいと言い出したのは、

チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」「スペードの女王」
プーランク「カルメル会修道女の対話」「テレジアスの乳房」
ブリテン「ピーター・グライムズ」「ビリー・バッド」「夏の夜の夢」
ストラヴィンスキー「エディプス王」「放蕩者のなりゆき」
シェーンベルク「モーゼとアローン」、ラヴェル「子供と魔法」「スペインの時」
メシアン「アッシジの聖フランチェスコ」、ベルリオーズ「トロイ人」等々。

これらの作品こそ、小澤が心底から上演したいと考えて実現しつつあるオペラだ。
オーケストラの指揮や録音だけでは、現在の小澤の活動を半分も捉えきれない。