>>187

・名フィルでフライング気味の拍手が感動の余韻を損なう演奏会が続いた。

・337回定期客演のヤコフ・クライツベルクは欧州で今注目の実力派。
三日間のリハでアンサンブルをみっちり鍛え上げた成果は如実に現れ、
ショスタコの11番は息を呑む名演だった。

・ベル乱打が終えたと同時に「ブラボー」と拍手が。凍りつく指揮者とオケ。
女性の金切り声が響いた。「まだ鐘があるッ」。

・拍手は一瞬鳴り止むが、演奏は終わっているので指揮者もオケも動けない。
ざわつく場内。指揮棒が降り再び拍手が。その間、10秒足らず。
感動に水を差すハプニングだった。

・7月5日のコバケン。ブルックナーの大曲、交響曲7番に、興奮した聴衆の
一部がフライング気味の歓声と拍手。

・コバケンはしばらくタクトを上げたまま拍手を浴び続けた。その背中は
「余韻を味わって欲しい」と訴えているようだった。